バイクを車検に出しました。戻ってきました。すっかりよくしてもらって満足です。

10年もののバイクで、所有者はぼくが三代目です。いくつかの初期パーツが劣化しているというのがバイク屋さんの見立てでした。全国チェーンではなくて、地元の中規模のバイク屋さんです。フロントフォーク、フロントタイヤ、リアタイヤ、エアクリーナ。それからクーラントとブレーキ液。これらのパーツ代と交換の工賃、さらに車検代行費用、自賠責の費用、税金、印紙などあわせて、まとまった出費です。

ぼくにない技術と知識をもっている専門家にすべてお願いすることができて、その仕事に見合った支払いをできることは幸福なことです。どういう制約のなかで、どういうこだわりを発揮して、このメンテナンスを仕上げてくれたのかということを味わう目や手はまだぼくに備わっていません。次かその次の車検のころには、もうすこし見る目と触る手を鍛えられてありたいともおもいます。