行政と保険の手続きをいちにちで済ませたすぐ次の日に車両をもらいにいきました。

ぼくは休日の混むかもしれない道路よりも平日の道路をさいしょのツーリングの道のりにえらびたく、それを相手の引っ越しのスケジュールにあわせるとこの金曜日がよいタイミングなのでした。装備はこのまえおとずれたときにそろえてあずけていたので、この日はそれを身に着けて、安全に帰ることがたったひとつの目的です。

新しいナンバープレートを装着して、新しい車検証と保険証を車に積んで、柏市を出発します。はじめて公道をはしるのにしばらくつきあってもらって、柏から流山まで移動します。

初心者らしいエンストをいちどおこしました。交差点の曲り鼻で対面通行に出くわして、停められるとおもいきやすぐに進むよう促されて、二速のまま減速から加速に移ろうとしたときに、ピタっととまりました。もっとも、こうまで分析的になれるのはすべてが終わったあとだからこそです。どうしてエンストしたのかわからずに、むりやり再始動しようとしても起動せず、気まぐれにギアを下げる足の癖がたまたま問題を解決したのでした。後ろに友だちの車がいてそれを見守っていました。

ひとまずしばらく下道を流して、ギアとアクセルの感触に慣れたところで、友だちとはわかれてぼくはひとりで常磐道に乗ることにします。いきなり高速をつかうのは怖いような気がするいっぽうで、まったく慣れないはじめての道路をはじめてのバイクで走るくらいなら、高速をつかってまっすぐ運転に集中するほうがかえって安心である気もしたのでした。

流山から常磐道に乗って、途中から環状線に乗り継ぎます。この乗り継ぎで、背後から急加速してやってきたセダンにおののいて、レーン変更に失敗して ETC レーンにはいりたいところ一般レーンにはいってしまいました。カードを渡せば精算してくれるそうなのですが、なにせ ETC はシートの下にあるものなので、エンジンを止めて下車してシートを開けて…と何分かかけてようやくおろおろと出発しました。

そこから大泉まではまっすぐです。たまに追い越し車線もはしってみたりしながら 25km くらいの道のりを走りきりました。雪の降った週だったことをわすれるくらい日差しは良好で寒さを感じませんでした。

大泉を降りた先は、ナビをみずとも案内板をみながらだいたいの方角に進んで、やがて見覚えのある道に出てきたら、一方通行にだけ注意して家に帰ってくることができました。

一時間半の運転があっという間だったとおもうくらいにはたのしんでいたようです。