Stimulus Handbook を読んだ: https://stimulus.hotwired.dev/handbook/introduction

Turbo Handbook がコンセプトの説明を丁寧にしていたのにくらべて、こっちは動かしながら遊んで学ぶチュートリアルみたいな味付けになっている。これを通して読むのは、ひかれたレールのうえを歩くようで、すらすらと進むけど吸収できたかどうかはそのままではすこしあやしい。それで Handbook を通したあとに References までざっと読んだ。

いろんな機会にいろんな命名規則を持っている。いろんな種類の識別子を HTML 文書としてエンコードする。それをおぼえたりおもいだしたりするのはちょっとたいへんかも。リファレンスを逆引きしながらじゃないと使いこなせないイメージ。

いっぽうで、すっかりすべてを Stimulus におきかえなくても、ちょっとしたパーツから気軽に試して導入できそうなのはいい感じにみえる。ちょっとだけというのは方便ではなくて、新しい JavaScript ライブラリを導入するとはいっても Stimulus は DOM の構築には参加せず、ただ DOM を操作するだけ。だから、ただ JavaScript をちょっとだけ書きたいときの、そのちょっとしたコード断片の管理にはうってつけみたいだ。

これはお仕事でつかってみたいし、使いどころを見つけるのはむずかしくなさそう。チャンスがあったときに推薦できる手札には加えておきたいし、そういう意味ではすでにぼくの道具箱の一部になっているともいえるのかも。