シカゴとロサンゼルスをおとずれていた友達にとどけものをあずけたから受け取ってねとつたえられた。友達は帰国した翌日に近所のセブンイレブンに呼び出してくれて、ぼくはパートナーからのプレゼントをうけとった。

ふたりでうつっている写真と月ごとのカレンダーをならべてポストカードに印刷して、そこに毎月のメッセージをかきこんで交換しておたがいの部屋にかざっている。月があらたまるたびにあたらしいメッセージを読むしくみになっている。もともとカレンダーをつくって共有するだけのプロジェクトのつもりだったのが、八月に彼女が羽田空港から渡航するその日の朝に、手紙を書いて交換することをおもいついて、レンタカーで三鷹のスターバックスに寄って、一時間で三通のメッセージを書きあった。このまえロサンゼルスにいったときにも残りの何枚かを書いて交換した。それでも書き終わらなかったぶんを、先週友達にあずけて運んでいってもらったから、こんどはそのお返しがやってくるのだとおもって受け取りにでかけた。

セブンイレブンで、おおきな缶をわたされた。両手でささげもたないともてないおおきさの缶で、紙袋にしまわれているのだけれどその紙袋もはちきれそうに歪むくらいのおおきさだった。クラシックな色調の白にヒイラギがちいさくかわいらしく描かれている。

おもわぬ贈り物だった。なにがはいっているのかそわそわしながら持ち帰ったあと、西海岸が朝になるまでまって、ビデオ電話をかけていっしょに缶をあけた。手作りのジンジャーブレッドクッキー、グリンチのティーシャツ、はちみつのハンドクリームとバーム、たくさんのチョコレートが詰め合わせになっていた。クリスマスカードのあいだに、ポストカードもはさまっていた。ぜんぶがおもいでをなぞってなつかしさのある品だった。