最初の教習まであと二週間くらいです。

ブーツとグローブはおのおの用意するようにと教習所の説明書がいうから、東八道路沿いのバイク用品店にバスを乗り継いでいきました。バイク用品店にいくためのバイクがないって、服を買いに行くための服がないと嘆きたくなるのと似て、バカバカしいほど切実にこそばゆいものですね。

ブーツは本革のものにしました。いつも履く紐なしスニーカーは 27.5cm のものなのだけれど、紐があってやわらかく足の幅と高さにあうブーツを探すと 26.5cm がちょうどよいサイズでした。靴屋さんにいってサイズの在庫切れでほしいものを諦めるということが高校生のころに何度かあったものだから、なんとなく自分の足はおおきくて合う靴を探すのはむずかしいとみなしていたけれど、あんがいそんなことはなかったのかもとおもいます。あるいはただサイズだけであらゆる靴を選べるとおもうのが間違っていて、結局のところはメーカーごとに試し履きをして合わせてみないと自分にあうかどうかはわからないんですね。

グローブも革です。これを買いにいったのは先週のことなのだけれど、それからまたいっそう気温が下がったもので、寒さを防ぐのにこれでじゅうぶんかどうかは、いくぶん心もとなくなりはじめています。もっとも、おなじ並びにあった同じ価格帯で唯一の革手袋で、羊の毛が内側に生えていていかにもあたたかそうな品物は、試着しようと手にとったとたんにジンギスカン店のにおいがむっとただよって、大嫌いなにおいというわけではないけれど食欲と関係なくこのにおいがついてまわることにはどうにも耐えられないとおもって、そっともとに戻したのでした。ほかの手袋は、スノースポーツをおもわせる派手な色使いがあんまり好みではなかったのですが、そのどれかを選んでおくのが無難だったのかもしれません。まあ、冬に耐えられない革手袋でないとわかったら、春から使い始めればいいものではあるから、あまり悲観はすまいとおもいます。

冬の教習にとって、あるいはジャケットとかネックウォーマーとか、防寒のインナーやらも必要だろうと想像します。心配におもったり、教習もはじまらない先からなにが心配なのかよくわからなくなったりします。でもまあいいや、と区切りをつけて、これでひとまず最初の買い物はおしまいです。