その資格をとってみたいなとおもったのは去年の夏だった。しかしそうおもったときにはもう受付がおわっていた。一年待って、今年の試験を受けた。
7月から準備をはじめた。はやい時期にいちど完成させた。さらに余裕を備えてきょうを迎える心づもりだった。しかしこの夏は日に日に余裕が減って、試験日が近づくほどに勉強ができなくなるという状態だった。最後の一ヶ月はほとんどなにもできなかった。前日に復習することさえできなかった。
とはいえ、受験そのものまではギブアップせずにすんだ。茗荷谷の拓殖大学を訪れて、受けた。
おおむね準備したとおりに運んだ。午後の記述試験よりも、午前の短答試験のほうがかえって甘い手応えだった。そこで足を切られていたら、情けないけどしかたがない。また来年でなおそう。
ところで午後のふたつの記述試験は、あわせて5つの大問のうち3つまでが概念データモデリングを主題にしていた。それが簡単だとはおもわないけど、それだけをうまくやれば、 SQL なりトランザクションなりの知識はいっさい不問にするという意思表明なのかな、ともやもやした。