履修した4科目とも一番上の評語を受けられた。マルエーという記号がどうもピンとこないけれど、定義によると90点以上となっている。通信課題で思わず低い点をとってしまったりしたことは、期末試験の成績でカバーできたらしい。その期末試験でも、最後の設問で留数定理をうまく使えないパターンに出くわしてしまってそこでの失点は覚悟していたが、トータルではそのミスも帳消しにできたようす。

結局のところはどの科目も過去2回分の試験問題を解いたことで十分対応できた感覚がある。はっきりいってテキストの内容を十分に理解したという自信は持てておらず、しかし結果としては成績優秀と扱われているわけで、張り合いが持てないような気分もある。成績主義の世の中はそんなものであるといえばそれまでの話で切ない。

手取り足取り優しく補助して自尊心をはぐくむことよりも、困難な知的問題に立ち向かわされる方式のほうが、僕にとっての教育としてはありがたい。ただ世の中の需要はそうではないのだろうと了解もしている。

さてこれにて放送大学の学生として一年間の身分が切れることになる。もちろん学費を追納してさらに履修を継続することはできるいっぽうで、どうしたものかと悩んでもいる。もう一年続けるにしても、これまでそうしてきたようなストイックな態度で向かうことができるかどうか不安がある。気安く取り組むくらいがちょうどいいのだろうが、いったいなにを求めて勉強をしたいのか、その動機を見失っていることに不安の根がありそうだ。あまり考えすぎずにおくのがよさそうではある。