Pokémon LEGENDS アルセウス』というゲームを2ヶ月前からやっていた。大人になってからゲームをやるとき、どうもクリアせずに投げ出してしまうことのほうが多くなった。そんなときにあって、これは最後まで遊び切ることができた。最後まで遊び切ったゲームはブレスオブザワイルド以来になるとおもう。どちらも同じくらいいいゲームだった。

すべてのポケモンを捕まえて、ポケモン図鑑を完成させる。子供のころ遊んでいたポケモンのゲームでもこの目標は与えられていた。しかし実際には、通信交換をしないと手に入らないポケモンがいたり、劇場映画の特典で限定配布されるポケモンがいたりと、シングルプレイでは達成不能だった。よって、ポケモン図鑑を完成させることはタテマエとして、実質的にはポケモンリーグを制覇するあたりをもって物語は終わりとなっていた。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、図鑑を完成させることを物語の終着点として強く意識している。シナリオらしいシナリオが一段落したあとになっても、最後の一匹のポケモンに出会うことに特別な意味が与えられているので、尻すぼみとならずにプレイを続けられる。そして最後の一匹のポケモンはまあまあ強敵で、なんども死んで覚えてようやく打ち倒せたときには達成感さえ持てた。この最終ボス戦のみ、戦う動機が藪の中になってしまっていることが強いていえば不満足であったが、理由なく強者と戦わされる理不尽さこそ、ゲームという遊びの本質なのかもしれない。

クリアするのに2ヶ月、ただし大学が春休みだった3月の後半に集中的に遊んでいた。気づけば朝を迎えていることも数度あった。4月からは息抜きとして程よく遊べたとおもう。総プレイ時間は70時間とある。

ブラッキーとサーナイトとジュナイパーをメインにつかって、残りの枠も好きなポケモンを育てては並べて遊んでいた。育てるほうに熱中してしまってストーリーが滞ってしまいさえしていて、クリアすることが危うくなったので、あわててクリアに向かわせたようなところもあった。

子供のころから、最初の一匹にはどうもみずタイプのポケモンを選ぶ傾向があって、今作でも同じことになるかとプレイ前はおもっていた。蓋をあけてみると、草タイプのモクローというふくろうポケモンがあんまりかわいいので、こちらを選んだ。そうやって新しい世代のポケモンを知って、しまいには愛着さえ湧いているのだから、いつになってもいいゲームだなとおもう。