amar というらしい。
「世界統計の日」の国際キャンペーンのポスターで、多国語表記された「統計」という単語のまとまりをみて、ほぼすべての言語がラテン語か中国語に由来していそうななか、これだけがあきらかに異なる見た目をしているのが目を引いた。
ペルシャ語らしいというところまではわかったが、どうしてこういう仲間はずれの形態をしているのかが気になった。セム語派のアラビア語であるならまだしも、印欧祖語につながっているはずのペルシャ語がどうしてこんなにも異なる形をしているのか?
ということをペルシャ語のわかる友人に雑にたずねてみたところ、
- mr の音が「数を数える」という意味の shomordan という単語に関係していそうで
- パフラヴィー語の辞書に「数」を意味する mar という単語が載っていて
- ヒンディー語の「数」という単語とも全然違っているのでサンスクリット語の段階で分化していそう
というすごい考察が、一晩のあいだに返ってきて、びっくりしてしまった。