SICP が届いた。
amazon のレビューを見ていても、みんなが口を揃えて「この本は異常なほど難しい」「しかし読む価値は確かにあった」と、他に類をみない推薦文が並んでいる。
teachyourselfcs.com で言及されていた、 UC Berkeley CS 61A という講義のウェブキャストアーカイブ1も並行して見ていってみる。いちおう再帰関数の予習は The Little Lisper で済んでいる2ので、そうやすやすとは置いていかれないぞという気概でいる。
Robert Martin が SICP を語るビデオ3なども見つけた。10年ばかり前にこの本を読んで、いまではイミュータビリティの信奉者だと言っている。 Closure をメインで書いているのだそうだ。
確実に世界を変えてくれる本とわかっていて臨むのはスリリングである。 Harvey 教授も言っているが、枕の代わりにして眠るくらい、じっくりと読み解きたい。実際ペーパーバック版で 600 ページあり、小さな枕のようだ。
仕事に責任を持つことよりも、知性を磨いてコンピューティングを楽しむこと。そういうことが扉に書いてあって、そうだよなあと思っている。