世の中では Rust への熱が日に日に高まっている様子であるが、僕はというとなにか本能的に惹かれるものがあったのだろうか、 Elixir のイントロダクションをちまちまと読んでいる。
Introduction (https://elixir-lang.org/getting-started/introduction.html)
パターンマッチングだとかアクターモデルだとか、 Ruby 3.0 の文脈でワイワイ言われていたものがごくごく基本的な事項として提示されて、なるほどこういうものであったのか、とふんわり用語法を咀嚼している。
楽しくはあるけれど、深入りはあえてしない。なにせ週末は学生に戻って微積やら化学やらの予習復習をしているわけで、とてもではないがそれ以上のアクティビティに熱中する余裕はない。思えばフルタイムの学生をしていたころも、学期中に限って履修科目から外れたトピックの独学を始めたりしていたものであったから、これも同じように気紛れ、逃避の類なのだろう。講義に追いつけてきたという余裕のあらわれであると思えば、そう悪くもない。
しかしあくまで講義を優先して、こちらは余暇の手慰みである。つい熱中しかけても、主従関係は誤らないようにせよ、という戒めとして記述しておく。結果としてどちらも楽しめればこれほど素晴らしいことはないが、順序の定義は失わないこと。