rails レポジトリのイシュー一覧をみていたら、 good first issue
のついた手ごろな問題があった。
初コントリビュートのチャンスかとおもって、ドキドキしながらパッチの準備をした。環境を整えて、修正して、テストを動かして、コミット。関連する PR やイシューから情報を取捨選択して、コミットメッセージもできるかぎり丁寧に書いた。「これで大丈夫か?」となんどもダブルチェックをして、提出した。
で、みると2分差で競り負けていた。僕がダブルチェックをしている隙に先を越された。
rails/rails#42866
rails/rails#42867
競争相手はほとんど同じ変更セットを、最小限の説明文で提出している。こちらが初めての PR 提出であるのに対して、彼はこれまでにいくつかの変更をマージしており、 CI も承認を必要とせずに通っている(初めてのパッチを作成した開発者は CI の実行にメンテナの承認がいるようす)。
これは負けたな、とおもっている。悔しいが、まあまずは提出までをこなせたことでよしとすべきなのだろう。細部に気をつけたせいでスピードで負けるというのはありがちな話であるが、ここにおいては丁寧は明らかに美徳とおもうので、反省はしない。
学びはたしかにあった。おまけとして、なにかしらのレスポンスがもらえると嬉しいなとおもうが、はたしてどうなるか。ひとまずは close もせずに置いておくことにする。