4月にレーティングが緑色になった。その後の数回のコンテストでも悪くはない成績を出すことができた。いちどや二度は茶色に陥落するものとおもったが、ひとまず洗礼は通り抜けたというところである。
もともと過度な自尊心や上昇志向は持たないように注意深くモチベーションをコントロールしていた。少なくとも参加することだけは続けたい、とごく低い目標を掲げていた。経験上、これくらいであれば継続できていたはずなのだが、これすらどうにも難しいことがわかってきた。
やりたいというぼんやりした気持ちはあるのだが、やるぞ! という情熱がどこかにいってしまった。天候の変化とか、身内の事情とか、複合的な要因で集中力が高まらない。そんな日々にあって、緊張感なり競争心といった気概をもって打ち込むことができなくなってしまった。
もとより遊びのつもりではあっても、やるなら本気でやりたいという気持ちもあったらしい。予習復習を欠いてだらだらと参加することに意味はあるだろうか? という考えがどうしても拭えない。真面目すぎるような気がするのだが、本能に根ざしたものなのでどうしようもない。
今週末もまた参加を見送って、不参加を選択した自分自身にガッカリしてしまっている。とはいえ、こんなことにガッカリしてもどうしようもないことはわかっている。できないことをできなかったと悔いることが健康によいとは思わない。
メリハリのためにもいったん休むことを決意した。もういちど熱意が燃え上がるまでは、キッパリとおやすみにする。そうすれば、週末ごとに思い悩むこともないし、気持ちを落ち込ませる要因をひとつ自分の生活から追い出すことができる。
いうまでもなく、これは僕自身の問題である。いずれまたやりたくなるときがくるだろうし、そんなときにいつでもまたやり直せるというのがアマチュアなりの喜びである。