表題通り、公式ガイドが提供しているハンズオンをやってみた。

[Introduction: Getting Started Hanami Guides (https://guides.hanamirb.org/introduction/getting-started/)](https://guides.hanamirb.org/introduction/getting-started/)

 書かれていることをひととおりなぞったに過ぎなく、批評的に何かを語ることはまだできないけれど、アークテクチャの単純明快な美しさには心を揺さぶられた。明確な責務を与えられた小さなクラスをたくさん作り、テストファーストな進め方でパズルを解くように実装が与えられていく手続きに、「僕はこういうコードが書きたかったんだ!」と興奮せずにはいられなかった。

 モノリス・ファーストという哲学も好きだ。モノリスというと、避けるべき、忌むべきもの、というような悪い印象が先に立ってしまうが、現実にはそれは努力によって避けられるというよりも、泥くさく取っ組み合って乗り越えなければいけないもの、とみなす方が健康なはず。そして hanami は実際、モノリス化するソフトウェアの運命をはじめから見据えて、それに立ち向かう方策をアーキテクチャとして与えてくれているわけ。好きにならずにいられようか?

 まだハンズオンをやったに過ぎないけれど、ドキドキするような可能性を感じる。しばらくサーバーレスにかまけていて、構造的なウェブアプリで遊ぶことからは離れていたけれど、ちょっといくらか時間を使って hanami で何か作ってみることにする。